10/30 「北欧鉄道の夜」

[夜行列車でナアンタリに移動]

今日から冬時間、テレビの朝のニュースショーの時計も1時間遅くなっている。
12:00チェックアウトなのだが、21:00の夜行列車までの時間つぶしが課題となる。
日曜日なのでいろんなお店が閉まっている可能性もあるし。

今日もドンヨリと曇っている・・・


7:00朝食 美味しいんだけど、毎朝同じメニューだとさすがに飽きてくる。




荷造りをしなおして、部屋で11:30まで時間を潰し、チェックアウト。荷物はフロントに預けて町に出る。

やっぱりお店の半分くらいは日曜閉店だし、開けるつもりの店も12:00〜となっている。
気温は4度とこちらにしては暖かいらしいが、屋外を散歩するにはちょっとしんどい。

映画館はというと、夜7時や8時からの1回のみの上映で、昼の時間つぶしには使えない。
暖房の効いたショッピングセンター内の本屋で時間つぶし。うっかりラップランド料理の本39ユーロなど購入。


街をあてもなく散歩


ハロウィンなキティ



サンタも負けてない。




14:00過ぎ、一昨日の海龍に向かう。熱々の汁物を食べるには中国料理店が確実だからだ。
フカヒレスープ、家常豆腐、烏龍茶をゆっくり楽しむ。






ホテルにもどって、ロビーのPCに日本語フォントなどダウンロードしてから、日本のニュースサイトなどをチェックしながら時間を潰す。

19:00 まだまだ早いのだが、ロビーでの時間つぶしも限界なので、タクシーでロヴァニエミ駅に向かう。13ユーロなり。



すでにヘルシンキ行き夜行列車サンタエクスプレスは入線しており、駅でのチケットチェック後すぐに乗り込むことができた。



2階建て列車の2階にいく。









2名用個室寝台はトイレとシャワーも付いた一等車両!
この部屋を一人で占有する。



各部屋のトイレ兼シャワー室。
左側の洗面システムをひっぱって右側に回転すると・・・


シャワーブースになる。


でもこのベッドのサイズではフィンランドの人には狭いんじゃないかなぁ・・・



夜行列車に乗るのも初めてなら、寝台車も初めて。国内でも乗ったことのない寝台列車デビューがフィンランドというこの不思議。

「サンタエクスプレスの夜がくるよ」(by キュうべぇ)



20:30を過ぎた辺りで、他の乗客たちもゾクゾクと乗り込んでくる。
長距離便なので、ホームからの見送り客もそれなりにいる。








21:08定刻で列車は出発。
アナウンスの類は一切なく、突然ススーーーーっと滑るように出発。



せっかくなのでシャワーでさっぱりすることに・・・って
床がトイレと共用なのと、水捌けが悪いのでシャワー後はトイレの床がビシャビシャになる。見知らぬ 人との相部屋ってことはないのだろうけど、友達どうしでも、シャワーをいつ使うかで揉めそうな気がする。

小腹が空いたので、食堂車に行ってみる・・・って7両も前で、延々延々歩いて辿り着く。ロールキャベツ、ティーバッグのお茶、アイスクリームで14ユー ロ。








部屋にもどって、窓からの星空を見る。澄み切って満天の星。それでもオーロラの気配はなく。
列車は独特のふんわりとしたやわらかい揺れで快適に寝てしまう。

明日は5:40に乗り換えなので、寝過ごさないようにしなければ。




続く