1/72 VF-4G サンダーボルト III / VF-4mk2 アドバンスト サンダーボルト


初登場から三十数年、ガレージキットでしかキット化されていなかった VF-4 のプラモデルがようやくウェーブから発売となりました。


ノーマルのVF-4 をほぼ素組
鶴首表現は抑え目で素直なプロポーション取り。
商品名は「VF-4」ですが、ディティールなどからは バトロイドまで変形できるようになったVF-4G準拠です。


スナップフィットなので、サクサクと組み上げて、ポイントな部分だけガンダムマーカーで塗装するというだけでも充分楽しめます。


この機体の特徴である半埋没式ミサイルを目立たせるため、本体色は青みをたっぷり追加。








ノーマル版だけでは面白くないので、「VF-4mk2 アドバンスト サンダーボルトIII」 を 製作



[機体解説]
2040年代、既に旧世代機となっていたVF-4シリーズであったが次世代機の量産は移民船団の需要を賄うには不足しており、
最新機種と旧機種を混在して運用する部隊からはVF-4でのアップデートの要求が高まっていた。
またエースパイロットの一部には旧世代機のアップデート機材を愛用したがるものも多く、
VF-4シリーズに最新機材を共用可能とするアップデート版として アドバンスト サンダーボルトが開発された。

アドバンスト サンダーボルトの外見上の差は アビオニクス/エンジンの換装のため、最大の特徴でもあった半埋没式ミサイルベイを廃していることである。
これは、最新エンジンの搭載を可能とするため機体内部構造のデッドスペースを無くし、機体構造強化の必要からの改修である。
ただ、当時すでに半埋没式ミサイルベイでは VF-4専用のミサイルを別途配備・補給が必要という機材運用でのデメリットの方が大きく、
スーパーパックを標準装備とすることでのミサイル共用のメリットも生まれている。

なお、VF-25用とVF-31用の 2種のスーパーパックを同時運用できるのはVF-4mk2のみ


[模型]
VF-4にケレン味タップリなスーパーパック用ブースターを2種類も載せて、マッシブなスタイルにしてみました。
ただスーパーパック用ブースターを付けるだけだと面白くないので、半埋没式ミサイルを全廃してます。