2015冬 東京ゴウジャスディナー


今回は2年ぶりの 銀座・エスキス
メニューは無く、コースでのお任せとなります(日本の懐石料理とかと同じですね)

ポジショニングテーブル



食前酒はシャンパンで華やかに


蓋もかねる皿にはお塩で「E」を象ってある自家製バター
フカフワで美味しい。



アミューズ:細切りにしたエンドウ豆や葉物野菜をフォアグラと共に薄切り洋ナシで包んだフィンガーフード
 シャクっとした洋梨+野菜の中からねっとりとした旨みが広がります。




前菜1:栗のフラン、雲丹と 焙った栗、焙った百合根とサワークリームのシートを乗せて

栗ベースのフラン(茶碗蒸のようなものですね)に栗や百合根と雲丹の旨みが一体となり、
凍らせて薄い半円のシート状にしたサワークリームが重くなりすぎない味わいにしています。




前菜2:セミドライの ジロール茸・トランペット茸のソテー、蓮根を敷いて、蓮根ピュレとほうれん草のソース

晩秋/初冬を盛り込んだ逸品。セミドライの茸とか蓮根とか和食っぽい素材がちゃんとフレンチになってます。

最初にいただいた白ワインは 中欧のオーストリアの小さなワイン生産者 Sepp Muster Graf Sauvignon (綴りはGoogle先生が教えてくれました!)
ビンテージは聞いてたのに・・・忘れてしまった(忘却プログラマー 掟上今日太です orz)

フルーティさがありながらも、しっかりと旨み(というのかな?)がある美味しいワインでした。




前菜3: 雲子のポワレ、黒ニンニクのピュレと緑のソース添え
 タラ白子の旨みが堪能できます・・・ってこれも和の素材を違和感なく取り入れています。








前菜4: フォアグラのトルテリーニ、 トリュフ添え
 フォアグラを詰めたトルテリーニの旨みとトリュフの濃厚な香りが堪能できます。







ここからいただいた 赤ワインのエチケット。
重すぎず、料理によくあうワインでした。



魚料理:くえのポワレ、バターナッツ、ラディッシュの薄切り、柚子塩、塩レモン、貝のピュレ、にんじんピュレ
 鍋料理とかで有名なくえ(九絵と書くらしい)を皮目はパリっと身はフックラと焼き上げて、様々なソースやビュレでいただきます。
 塩レモンとも相性バッチリでした。




肉料理:蝦夷鹿のブルーベリーパウダー包み焼、ブルーベリーソース、白にんじんピュレ・ごぼうなど
 この季節ならではのジビエをベリー系ソースでいただく王道の一皿。
 



チーズ: 今回のチーズは クリーム・ブラン・マスカルポネ・コンテ・ミモレット・ブルー チーズを混ぜ 白板昆布とトリュフ粉末をはさみ、5日間 日本酒でマリネしたもの
 昆布とチーズがこんなに合うとは!!!







アヴァンデセール:
栗のクレープ 赤い果実とバラのジュレ、スパイスジュレ、サワークリーム




メンバーの一人のお誕生日祝いということでケーキが別に登場



デザート:
練乳のソルベ、オレンジの泡 + ベリージュレ + ババ
シナモンの泡、ミニ焼きリンゴ、フルーツとスパイスのピュレ



プチフール:
マカロン、ヌガー、カヌレ、フィナンシェ



今回も美味しゅうございました!