士郎正宗の世界展

世田谷文学館で 2025年4月12日~8月17日まで開催の「士郎正宗の世界展」に行ってきました。

世田谷文学館の庭には錦鯉が泳いでいる。



一番世間に知られている作品といえば「攻殻機動隊」ってことで主人公の”少佐”こと草薙素子がキービジュアル






デュナン・ナッツやブリアレオスなど各作品キャラクターのコラージュ


展示会場入り口の暖簾(?)






士郎正宗 年譜。


商業デビュー単行本となった「ブラック マジック」の扉絵の原画。
舞台は温暖化で灼熱化する前の金星で、高度に発展した科学文明社会での特殊部隊の活躍を描くSFベースの特殊部隊もの
これのOVAアニメも傑作。







今は無き京橋の 大阪書店2F(マンガ・アニメ階)に平積みになってたのを見つけて買ったので「ブラックマジック」の初版本を持ってるはず。




つづくアップルシードは 現時点では未完で中断・休止のままなのが残念なところ。












押井守のアニメ映画や TVシリーズのヒット、映画「マトリックス」への影響などで一番メジャーと思われる作品



マンガとは離れた イラスト集の第一巻。

































アナログ描画で制作していた頃の道具の展示










生原稿の展示も多数。









原稿の製作にあたっては
1) 鉛筆での下描き
2) 下描きをライトボックスで照射して、ペン入れ原稿を描画。これにより 消しゴムをかける作業での荒れを回避する
3) ペン入れ原稿をコピーして、彩色原稿を作成

とアナログ描画の時代から各描画段階での原稿が存在する形式だったらしい。














印刷での色指定のカラーチャートもびっしり


なので、彩色前の線画の原稿が単独で存在することになる。





士郎正宗が読んできた雑誌や書籍の展示。
この頃の雑誌の手描き細密画でしかない出せない品格ってあるよねぇ。




















単行本1巻の表紙/裏表紙の画稿を拡大して展示



「攻殻機動隊」の原稿









フチコマの由来の解説














































WFでこれの原寸大&中にエアガンを内蔵できるガレージキットが発売されてて、造ったんだけど引っ越しの時に処分したんだなぁ・・・






























まさか「映像コンテンツ媒体としてのディスク」が消えていくとは思わなかったなぁ・・・



来年からの新アニメシリーズの紹介




この表紙に入り込めるフォトスポット


これに入って撮影するわけですね。
コスプレさんがやってきて画像をアップする日も近いと思います。



キャラクター集合





























士郎正宗作品の中でもマイナーな「仙術超攻殻ORION」
ワープ先の空間影響とか面白いSF設定がいっぱいある。














カラー原稿の美しさ








カラーページから 徐々にモノクロページに遷移するのを前提として彩色してある原稿












4月26日からはこちらの展示もあるので、同時に観るのをお勧め。



物販はTシャツを中心にアイテムが充実









1/6のレリーフ風フィギュアと 1/20のフチコマ。





こちらは彩色完成品の表紙レリーフ




このトートは散々迷ったけど買わずにすませる。


サイン入り複製原画


ポスターも充実


クラフトビール2本とグラス1個(絵柄選択)にバッチが付くセット









直径6cmほどの小皿(お手塩)5枚セット







オシマイ