2025年3月 国立西洋美術館 「西洋絵画 どこから見るか?」 展

上野の国立西洋美術館で開催の「西洋絵画 どこから見るか? - ルネサンスから印象派まで」を観覧。
「どこから見るか?」とのテーマではあるものの、ここでの『見る』は『読み解き』に近いニュアンスで、
同じテーマやモチーフの作品を比較して描写や込められた意図の違いを知ろうという展示。

ほぼ全作品が撮影可能でしたので、画像イッパイ並べました。
欲を言えば 解説が文章ばかりだったので、図像での「ココが要点!」「ここの表現の違いに注目」みたいな解説も欲しかったところ。

会場入り口には今回の目玉作品





本来は教会の祭壇に置かれて 下から見上げる前提で描かれたものを同じ目線で見る













マリアとキリストの聖母子の描写の違い





幼洗礼者ヨハネとの聖母子



ヨゼフと聖アンナも描かれた聖母子



肖像画の描写の違い 3点





ピンボケだ・・・orz






ダフネがアポロンの求愛を逃げまぐったあげく、どうしても捕まりたくなくて月桂樹に変身するというギリシア神話の1シーン
・・・どんだけ嫌われてるんだ アポロン・・・



母親に唆されて洗礼者ヨハネの首を所望したサロメ
こういうふくよかな女性としての描写もあるんですね。






馬の毛並みと馬具や杓の金属表現





































 









 
































 










 























































 














 



悔悛するマグラダのマリア
後悔で涙目になる表情描写のリアリティ








タペストリーのための原画





ソドムから逃げる一家








鮮やかな花の奥にレリーフがあるように見せかけたトランプルイユ



















貴族や富豪やその子息がイタリアに長期旅行して「欧州文化の根源」を学ぶのが流行り、それをグランド・ツアーと呼んだらしい。



写真と見紛うような精緻な描写のヴェネチアの風景画
















水際の描写の違い




























 









 


















富と才能と美貌に恵まれた者だけが出来る ドヤ顔 ですね















































































オシマイ