藝大式 美術の"ミカタ" - この夏、藝大生になる
2026/07/24~2026/09/23 東京藝大にて開催の展示会を観覧してきました。
2028年までシリーズ企画として実施する展示会の第一シーズンになるとのこと。
藝大での講義12コマの形で 美術の歴史、実技、表現、鑑賞、保存修復などを鑑賞体験できる展覧会となっている。
ここの建物にも特徴的な螺旋の階段室がある。
1限の展示コーナーは写真撮影禁止なので 画像はこれだけです。
レンブラントの模写があったりします。
2限の絵画。
明治期の都内はまだまだ長閑な農村風景が広がっていたことが判る。
26名もの群衆を描いた作品。服装からして子供たちは裕福な家庭だと判る。
干した稲から籾と藁に分ける作業を画題にしている。
初の日本人女性西洋画家となった ラグーザ 玉
油彩ではなく水彩でコレが描かれているのにビックリ
イタリアに移住後に画家として活躍。
「春」は ラファエロ前派っぽくもある。
西洋美術の導入とバランスするように日本の芸術を国外に紹介する活動も行われた。


岡倉天心は茶道のベースとして「禅」と「道教」を紹介したそうで、その「道教」の創始者「老子」の木像。


中央のが図像としての原本のコピー
道具類。筆7本をまとめた刷毛というのも。
日本画の絵の具のベースとなる膠。顔料をこれで定着させる。
上げ写しの実演動画。
描線よりも細い筆で点描のように描線の強弱まで再現していく。
こんな細かい描画を行うので1日かけても五百円玉ほどのサイズしか進まないとのこと。
東大寺の南大門金剛力士像の摸刻
凛々しい立像での達磨は初めてみた。

オリジナルは長い歴史を経て表面の彩色などが失われている。

造られた当時の彩色を再現するとこんなに艶やかな像になる。

胸元にコクピットハッチがあるので これはモビルスーツでしょう(大きく間違った解釈)


彫刻/模刻 の道具。



大正期の卒業作品
ダイナミックなポーズ。
シンプルなポーズのも
「夏雲」と題された彫刻。「入道雲」を擬人化したらしい。
「野遊び」
西洋絵画の技法で 日本神話の題材を描いている。
「いううらくちょう」と表記がある「有楽町」駅
藤田嗣治のコーナーも撮影禁止なので画像はない。
20世紀初頭という激動の時代の中国からの留学生を紹介



銅版画を描画する道具。
館内から大学を眺める
募金箱にはお金がいっぱい。
物販も充実。
オシマイ