PSが、百年戦争が、ギルガメスが、バララントが。
すべてのものがここに収縺される。
照りつける太陽、吹きわたる風。
静寂のなかに、歴史が眠る。
次回「クエント」
キリコは自分の過去に出会えるか。
彼らがめざしたものはなにか。
彼らが恐れたのはなにか。
アストラギウス銀河の秘密が、この星に眠る。
次回「砂漠」
3000年ぶりに稲妻が走る。
数千年を経て、地の底に姿を隠した超文明を追って、キリコが走る。
クエントの神の子とは。
神の子の野望とは。
すべてを包んで煙る谷底に、己れのルーツを求めて、キリコがさまよう。
次回「遺産」
キリコは追い、そして追われる。
垣間見えた、古代超文明の輝きが野望をそそる。
アストラギウス銀河の暗闇に、巨大な鼓動が響き始めた。
禁じられた扉を開くのは誰だ。
次回「禁断」
神の目覚めが始まる。
クエントの地底に住まうは、神か、悪魔か。
謎は歴史を溯り、閃光は欲望を映し出す。
次回「遭遇」
戦慄が、核心へといざなう。
錯綜する陰謀と術策。
目に見えぬ無数の導火線に火が走る。
忌まわしくも懐かしい、あの臭い、あの音が甦る。
次回「予感」
クエントの大地が震える。
3000年のかなたから、古代のエネルギーが爆発する。
戦闘か、欲望か、キリコか。
未知なる意志を触発したのはなにか。
次回「異変」
クエントの空が燃える。
そこには、欲望を満たす全てがある。
神の誘惑に、あらゆる野心が魅せられる。
次回「後継者」
神の意を受けるのは誰か。
すべてが宇宙に仕組まれた、巨大なイルミネーションだとしたら。
底知れぬ闇の中に しつらえられた、ただ一つのいすに座り、
いつ果てるとも知れぬ、無数の光の象徴を見つづける者。
それは誰か。
次回「異能者」
それが、わが運命なら。
生まれながらのPS、異能者、神の子。
バララント、ギルガメス、アストラギウスの絶対支配。
壮烈な決意が、自らを加速させる。
すべてをこの手に。
次回「乱雲」
もう止められる者はいない。
われは与えん、無限なる力を。
われを伝えん、3000年の愉悦を。
神なる者の壮大なる誘惑。
人たるものの壮絶なる決意。
いま、クエントに、最後の戦いが始まる。
次回「修羅」
すべてを得るか。地獄に落ちるか。
一瞬のその光のなかに、人々は見たものは、
愛、戦い、運命。
いま、すべてが終わり、駆けぬける悲しみ。
いま、すべての始まり、きらめきの中に望みが生まれる。
最終回「流星」
遥かな時に、すべてをかけて・・・