大阪 梅田阪急百貨店のイベント

11月21日にリニューアル・グランドオープンした阪急百貨店で、「エルメスの職人さんが集って実演する」という素敵イベントが開催されていました。

9F 祝祭広場の奥にオープンしたホールで開催されていました。



床も特製絨毯が敷き詰められてます。



時計職人さんによる分解・組み立てデモンストレーション
 実際にはクリーンルームのようなチリ・埃のない環境で行うそうです。



観察用のムーブメントと、青い粘土に乗ってる小さな小さなビス



この時計はクロノグラフなので、300個くらいの部品で出来上がっているそうな。





オーダーメードシャツは、アチコチが手縫い仕上げ




この小さな縫い取りは・・・




ボタンホール!! 手縫いでボタンホールをかがっているのです。



肩の袖の縫製も、ミシンでメインを縫って、端の始末は全て手縫い!




襟のボタンあたりも「裏地を見せることがあるので、全て手縫い」だそうで・・・



この手間をかけて10万円〜というのは、ある意味お安いかもしれません。
(もちろん買えませんが・・・ ;_;)


こちらはスカーフなどの原版作成の実演




原画を色ごとに分解するようにマスク原版を作成するそうです。
 原画の種類や描かれている対象によって、こうした手作業とコンピュータでの作成とを使い分けているそうです。




ガラスに金彩を行う実演



黒いマスクをして、酸で処理することで下地の薄彫りができる







模様ごとに金色になる素材を手で彩色


これを焼くと金色に輝くグラスが出来上がるという。





こちらは陶器への手描き実演



この皿の場合40色以上を使っているそうな




このニットシャツ、前身頃はスカーフなどと同じ薄いシルクです。




こうした厚みの違う生地を縫製するための特別なミシンでの実演
厚い方の生地の縫い目を剣山のようなリングに繊維を解すようにセット



ミシン針が厚い生地と薄い生地を一体化


こうして出来上がるニットシャツは20万円〜だそうです(;_;)



もちろんエルメスですから馬具も実演しています。




「乗って乗り心地を試してもいいよ!」と職人さんは言ってましたが、そんな勇気のある人は大阪にもいなかった模様




この立体顕微鏡での作業は・・・




ダイヤのセッティング。画像でもわかりませんが、ピラミッド型のベースに空いた穴一つ一つに4つの爪がでているそうで、そこにダイヤを嵌めていきます。







みんなの憧れ、エルメスのバッグの製作実演










取っ手の最後の仕上げ








スカーフのプリント台まで持ち込まれてました。

染料を流して




スルルーっと前後させると・・・




バシっと色(この場合は黒い部分ですね)がプリントされます










こちらはネクタイ2本分の型紙を載せてみたデモ




裏地の分も一緒に作るんですね





でもって、リーガロイヤルで中国料理食べてきました
リンクはコッチ

おしまい。