八王子の OFFに 行ってみた
八王子駅からちょっと歩いたトコに「BOOK OFF」とか「HARD OFF」が集まってる通称「全部OFF」があるということで、出かけてみました。
OFFシリーズが並ぶ看板が壮観です(^^)
中庭?にある遊戯マシンは1回100円で「稼働確認」が出来ますが、ぜんぶ売り物でした。
9万円弱で購入できるようです。1回100円で 880人が利用してくれれば投資回収で、後は儲かる一方ということですね(甘っちょろい考え)
バックにいるオジサンが不審そうに見てたので、フレームから外したら肝心の上部が見切れてしまったけど、マシンハヤブサが元ネタのようです。
中古のタブレットやパソコンのコーナーに行くと、思いがけないお宝が鳴らんでました!
世界初のCD-ROMドライブ搭載PC 「FM-TOWNS」!!!!
初期は南野陽子さんがCMキャラでほどなく 宮沢りえさんが担当されてました。
コンデンサ交換済って手間までかけてます。
ディスプレイ一体型になったシリーズもありました!
NECのPC-88シリーズもありました。
FM77なんて何十年ぶりに見たことだろう・・・
SHARPのX1も!
X68000の実働機材!!!
SHARPのワープロは「書院」というブランドで展開していたので、このワープロにあわせた机周りのことを「書院造り」と呼ぶネタもありました。
(その机の下に寝袋を置くと寝殿造りと呼ぶことになってました)
そして 個人的に一番響いたのが「NEC PC-8801」無印!!!!
バイトで貯めたお金で本体とモノクロディスプレイ、漢字用ROMと EPSONの漢字プリンタを買った私にとっての最初のPCです。
今では当たり前のPC本体とキーボードが分かれている形式をたぶん初採用したPCでもあります。
当時は市販のソフトというのがカセットテープで供給されていて、しかもN-88 BASICベースで造られていたので、その気になればソースコードを全部読めた時代だったのでした。
PC-8801+漢字ROMで初めてPCで漢字入り文章を作成できるようになりました。8BitのCPUで漢字を扱えることが画期的だったのでした。
この翌年に 16Bit CPUのPC-9801が発売され、大ヒット&ロングセラーになったのでした。
PC-8801で喜んでいたら、なんとPC-8001までありました。
NHK教育でこのPC-8001を使ったBASIC講座があった時代です。
NEC、SHARP、富士通が覇を競いだした80年代初めは各社が「マイ・コンピュータ」として色んな製品を出していて、松下電器もMSX規格の前にはJR-100、JR-200という独自アーキのマイコンを発売していました。
ペニャペニャしたキーは「消しゴムのような感覚」ということで「消しゴム キーボード」と呼ばれてました。
レコードコーナーにもお宝(?)がイッパイ
まだ5人組だった頃のオフコースのLP
小田和正さんが若い若い。
飯島真理さんのもありました。
「太陽の子 エステバン」のLPはプレ値がついてます。
「風の谷のナウシカ」映画公開時のサントラは2750円。ちょうど40年前になるのですね。
アイドル女優だった頃の原田知世さん
こんなドリンククーラー(冷蔵庫)も
「さらば 宇宙戦艦ヤマト」の頃のプラモがこんなプレ値がついているのは「野村トーイ」から販売されていた分だからですね。
バンダイ版とは違ったプラモで、その後は野村トーイがプラモから撤退して再販もないのでこの値段。
珍品自転車もありました。「パナソニック ロデオ」です。
当時の静岡ホビーショーでも商品デモを展開していて、広場で試乗会をやってましたが、まぁ乗れない。
実用性という点はほぼ無いというトンデモ商品でした。
こんなにハンドルが曲がってついているので、ハンドルを回すのではなく倒す操作になるのが難度を高めている。
思いがけないお宝に出会えたお店でした。
オシマイ